壁や塀をおしゃれに!グレードアップするスタンプウォールの特徴と施工例

こんにちは!momoです

新築工事やリフォームで予算を抑える為には

出来るだけシンプルに施工し仕上げますが、抑えすぎると

せっかくの新築やリフォーム完了後の仕上りが、如何にもローコスト感がにじみ出てしまい

味気なく感じてしまうのは残念に思います

出来るだけ躯体にかかるコストは抑えながらも、ポイント的に壁の一部を

スタンプウォールで仕上げると一気にグレードアップします!

そこで、今回は壁や塀をおしゃれに!かっこよく装飾してくれる

スタンプウォールの特徴と施工例をご紹介いたします

 


スタンプウォールとは?

 

スタンプウォールは、スタンプコンクリートを壁面や、塀などに施す工法

コンクリート打設後、コンクリートがまだ柔らかい間に、壁面に

石積みや、レンガ模様、木目調のマット(スタンプ)で型をつけて仕上げる工法です

FANTASY STAMP(ファンタジースタンプ)と呼ぶこともあります

スタンプウォールは、住宅やホテル、大型施設や、テーマパーク、公園など様々な場所で幅広く施工されています

スタンプコンクリートは、石貼りやタイル貼りのように出来上がった材料を
貼る工法ではないので、仕上りが職人のセンスと技能の高さによって変わります
私の会社のスタンプコンクリート班も最初は、自社物件に練習で施工していましたが
自然な仕上りとはいえない状態で美しい仕上りになるまでは何回も繰り返し施工していました

スタンプウォール施工手順

  1. コンクリート面を均す
  2. ハーデナー(専用材料)塗付
  3. 液体リリーサー(リリースオイル)を塗布
  4. スタンプ型押し
  5. パウダー水溶液塗布、ふき取り
  6. 仕上トップコート塗布

完成!

スタンプウォールは施工時は天候が良いのが条件ですが、

施工面積が住宅程度でしたら2日ほでどで終了するので、手軽に施工出来ます

 


スタンプウォールの特徴

 

①工期が短い

石積み調や、レンガ貼り、タイル貼り、杉板貼りなど、本物の材料を使って仕上る場合の工期と比較して

スタンプウォールですと面積が大きいほど工期が大幅に短縮出来、コストも抑えることが出来ます

②石貼りやタイル貼りでは難しい曲面にも施工可能

少しカーブがかかっている面だけでなく、アールが小さい面も施工可能です

③耐久性に優れている

通常のコンクリート躯体の壁に比べ、2倍以上の耐久性があります

mimi
コンクリートの耐久性は?
maron
一般に標準の仕様で施工した場合で、およそ50年~60年です!
ということは、スタンプウォールで施工すると100年以上の耐久性ですね!
かなりの耐久性ですね!!
そうなると、コンクリートのなかの鉄筋の方が先に腐食してしまいますね!
万が一、劣化した場合は、
表面のトップコートの塗り直しだけでOKなのでメンテナンス的にも優れています

④多彩な色や柄を選ぶことが出来る

色や模様の組合せでヨーロピアン風、高級感のある石目調、

南国リゾート風、和風モダン調など様々なイメージにあった壁や塀を作ることができる

 

タイルや、石貼りなどは、劣化に伴いヒビが入ってしまったり、割れたり、また目地部分から

ひび割れしたり剥がれると二次災害を起こす心配も出てきますが

スタンプウォールは、このような心配が要らないのも良い特徴です


スタンプウォールの施工例

 

こちらは、室内の壁に「コンクリート打ちっ放し杉板調」の仕上りになっています

リゾート地の別荘のような宿泊施設です

床はホワイト系の石貼りの広いリビングに和モダンな壁が圧倒的な存在感です

奥の部屋はオープンな和室になっています


この建物は、エントランスまわりの壁3面をスタンプウォールで仕上げています
表の道路から路地に入った位置に建ち、陽が入りにくいのですが、
明るいスタンプウォールの壁が雰囲気を上げてくれます
更に凹凸面の影がまたイイ感じ!

こちらは、黒くて見えにくいのですが、石目調の仕上りになっています
ビルの外壁の縦のラインと、廊下にデザイン性をもたせたライン使いでスタンプウォールを使用しています

壁や塀をおしゃれに!グレードアップするスタンプウォールの特徴と施工例まとめ

今回は、

壁や塀をおしゃれに!グレードアップし、かっこよく装飾してくれる

スタンプウォールの特徴と施工例をご紹介しました

・「スタンプウォールとは」
スタンプウォールは、スタンプコンクリートを壁面や、塀などに施す工法
コンクリート打設後、コンクリートがまだ柔らかい間に、壁面に
石積みや、レンガ模様、木目調のマット(スタンプ)で型をつけて仕上げる工法・「スタンプウォール施工手順」
コンクリート面を均す
②ハーデナー(専用材料)塗付
③液体リリーサー(リリースオイル)を塗布
④スタンプ型押し
⑤パウダー水溶液塗布、ふき取り
⑥仕上トップコート塗布・「スタンプウォールの特徴」
①工期が短い
②石貼りやタイル貼りでは難しい曲面にも施工可能
③耐久性に優れている
④多彩な色や柄を選ぶことが出来る
※タイルや、石貼りなどは、劣化に伴いヒビが入ってしまったり、割れたり、また目地部分から
ひび割れしたり剥がれると二次災害を起こす心配も出てきますが
スタンプウォールは、このような心配が要らないのも良い特徴です

スタンプウォールは、タイルや石貼りの本物の材料を使うより
工期、コスト、メンテナンス含めて、かなりメリットがあると感じます!
また、見栄え的にもスタンプウォールを一部でも取り入れる仕上は、建物のグレードをかなり上げてくれます!
今後は、現在のパターンよりも様々な模様や色が増えていき、よりコストが
抑えられるのではないかと期待しています!
最後までお読みいただきありがとうございました
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