あなたの体はイソフラボンから「エクオール」を作れる?腸内フローラ検査でチェック!更年期対策とエイジングケア

閉経後のホルモンバランスの変化によっておこる更年期障害
エストロゲンが減少することが大きな原因なのですが
減少するエストロゲンに似た働きをしてくれるのがエクオール
ホルモンバランスを整えるのに欠かせないのが「エクオール」なんです!
更年期対策として大豆イソフラボンを摂取しても
大豆イソフラボンからエクオールが作れるのは
日本人女性の約半数で5割程度、若い人は2~3割しか
エクオールが作られないそうです
今回は、大豆イソフラボンを摂取しても
エクオールがつくれない人とその違い
それを調べることが出来る腸内フローラ検査(エクオール検査)
エイジングケアにおすすめのエクオール検査を通じた更年期障害対策など
ご紹介いたします

エクオールの効果と更年期障害への影響とは

エクオールは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されて

生みだされる物質で、特に更年期障害対策になることで注目されています

 

エクオールの効果

1. エストロゲン様作用

エクオールは、体内で※エストロゲン受容体に結合することで、

エストロゲンと似た働き効果を発揮します

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※エストロゲン受容体とは?
エストロゲンが結合することで機能を発揮する細胞内のタンパク質で
ホルモンバランスの調整や細胞の成長、分化に関与しています。

エストロゲン様作用により更年期障害の様々な症状を軽減し、

骨密度の維持、心血管系の健康、精神の安定などの健康をサポートします

 

2. 抗酸化作用(体内のサビとりパワー!)

エクオールは強力な抗酸化作用を持ちます

そのため、老化や病気の原因となる体内の「悪玉活性酸素」を中和することで

細胞の老化を防ぎ、シミやしわを防ぎ美肌や全身のアンチエイジング効果を促進します

 

3. 抗炎症作用

エクオールは抗炎症作用も持ち、体内の炎症を抑える効果があります

そのため、関節痛や筋肉痛の軽減に役立ちます

 

エクオールの更年期障害への影響

【エクオールの更年期障害で改善される主な効果】

1.ホットフラッシュの軽減

2.骨密度の維持

3.心血管系の健康を守る

4.脂質代謝効果

5.美肌効果

6.不安やイライラ、睡眠の質の向上効果

以下に詳しく解説します

1. ホットフラッシュの軽減

更年期の代表的な症状であるホットフラッシュは、
40代以降にエストロゲンが急激に減少することによって起こることが知られています

症状は、
突然カーっと大量の汗が出て、顔が赤くなったり動悸を伴うこともあります

多量の汗のせいで体温を奪われ手足だけ冷たくなる「冷えのぼせ」を感じる方や

夜ベッドに横になると汗が噴き出て眠れなくなってしまう方もいらっしゃいます

原因は、
脳の視床下部に関係しています

視床下部は

女性ホルモンがバランスよく分泌されるように司令を出しているのですが

更年期を迎えると、いくら命令を出してもエストロゲンが分泌されないため、

混乱してしまい、血管の拡張や収縮を調整していている自律神経までもが乱れてしまいます

その結果、皮膚に近い血管が拡張し、のぼせたり多量の発汗したりするホットフラッシュが起こります

エクオールがエストロゲン受容体に結合することで
体温調節中枢に作用し、これらの症状を緩和します

 

2. 骨密度の維持

更年期に入ると骨密度が低下しやすくなり

進行すると骨がスカスカになってもろくなり、骨折しやすくなります

骨量が減少しても痛みなどの症状は起きないため、

気付かぬうちに進行していることも多くあります

 

一般的に、骨粗鬆症は閉経後10年ほどで発症することが多く

日本人女性では50代に比べて60代で約4倍に増えるといわれています

 

原因は、
骨は常に、古い骨が壊され新しい骨と入れ替わる代謝をしています

壊される骨の量が新しくつくる骨の量を上回ると、骨の密度は下がり

この状態が長く続くと骨はスカスカになり、骨折を起こしやすくなります

エストロゲンには骨が壊されるのを防ぎ、つくるのを助ける働きがあり、

骨密度を維持する役割を果たしています

エストロゲンが減少し骨密度が低下しやすくなる更年期女性にとって、
エクオールの摂取は骨密度の維持に有効!骨の健康をサポートします!

 

3. 心血管系の健康を守る!

エストロゲンには悪玉コレステロールが増えるのを抑え、

善玉コレステロールを増やします

動脈硬化を防ぐ働きがあり、健康な血管の機能をサポートしています

ところが、40代以降の更年期を迎えるとエストロゲンが減少するため、

血管の弾力性が低下し、血圧が上がりメタボリック症候群になりやすくなるので

男性と同じように動脈硬化や心臓疾患のリスクが増加します

エクオールは、エストロゲンの減少による
動脈硬化や心臓疾患のリスクの増加を抑え、血管の健康を保ちます
(メタボリックシンドロームを抑える働きが期待できます)

 

4.エクオールの脂質代謝効果

エクオールには、①脂肪の蓄積を抑制し血中脂質を改善、②体脂肪の減少

③肝臓の脂肪蓄積を抑制効果があるため、全体的な健康状態を改善するのに役立ちます

以下に詳しく解説します

. 脂肪の蓄積を抑制し血中脂質を改善

エクオールは、脂肪細胞の形成を抑える働きがあります

そのため、体内での脂肪の蓄積を減少させ、肥満を防ぐ効果が期待できます

また、さきほどもお伝えしましたが、

血中の悪玉コレステロールや中性脂肪のレベルを下げ

血液中の脂質を改善し、心血管疾患のリスクを軽減します

②. 体脂肪の減少

エクオールは、脂肪酸のエネルギーとしての働きを増加させる効果があります

そのため、体脂肪の減少とエネルギーレベルの向上が期待できます

 

③. 肝臓の脂肪蓄積を抑制

エクオールは肝臓の脂肪蓄積を抑え、脂肪肝の予防や改善に役立ちます

そのため、肝機能の向上も期待できます

 

5. エクオールの美肌効果

エクオールは、コラーゲン生成の促進、保湿効果、抗酸化作用、抗炎症作用、

色素沈着の抑制など、さまざまな美肌効果を発揮します

そのため、しわやたるみの予防、乾燥肌の改善、肌の若々しさの維持、

肌荒れの予防、シミやそばかすの抑制といった多岐にわたる美容効果が期待できます

 

6. エクオールの不安やイライラ、睡眠の質を改善

エクオールは、更年期に伴うエストロゲンの減少が原因で起こる

不安やイライラ、うつ症状の緩和に効果があります

脳内のセロトニン、ドーパミンなどの神経伝達物質のバランスを調整する作用により

イライラや不安感を軽減し気分の安定、向上をはかり、ストレスの緩和に寄与します

また、エクオールは睡眠の質を向上させる効果もあります

不眠や浅い眠りが改善され、良質な睡眠をとることで

精神的な安定が保たれ気持ちの向上にも期待できます

 

エクオールを作れる人と作れない人の違いは?

大豆製品を摂取しても、

大豆イソフラボンからエクオールを作れる人と作れない人がいます

その割合は日本人女性の2人に1人、5割程度といわれています

その違いはなんでしょう

エクオールを作れる人と作れない人の違い

エクオールを作れる人と作れない人の違いは

主に腸内細菌の種類とそのバランスが関係しています

エクオールは、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインが

腸内細菌によって代謝され生み出されます

そのため、エクオールを作れるかどうかは、腸内に特定の種類の細菌が存在するかにかかっています

引用:https://shop.dr-gene.jp/

①腸内細菌の種類

エクオールを産出出来る人は、腸内にエクオール産生菌が存在しています
この菌のおかげでダイゼインをエクオールに変換することが出来ます
エクオールを産出出来ない人は、エクオール産生菌が腸内に存在しない、
 若しくは少ないためです

 

②腸内環境のバランス

腸内環境のバランスが良いと、エクオール産生菌が活発に活動しやすく
腸内環境が悪化していると、エクオール産生菌が十分に活動できず
エクオールの産生が難しくなります
(悪化原因の例:不規則な食事やストレス、抗生物質の過剰使用など)

 

③遺伝的要因

エクオール産生能力には遺伝的要因も影響します
家族に、エクオール産生菌をもっている人が多い場合は
自身もエクオール産を生出来る可能性が高くなります

あなたの体はエクオールをつくれる?
健康診断ではわからない!腸内フローラ・エクオール検査でチェック!

エクオールがつくれない場合、
いくら大豆イソフラボンを摂取してもエクオールが生成されないまま
排出されるため、更年期障害の改善など女性ホルモン類似作用を得ることはできません
まずは自分の腸内で、
「エクオール産生菌」が活躍しているかどうかを知ることが重要になります

【腸内博士】のエクオール検査で腸内環境をチェック!

【腸内博士】では、エクオール検査をすることが出来ます
さらに、
やせ菌をもっている?もっていない?
幸せホルモンは足りている?足りない?
など、腸内フローラ検査からお悩みの原因を解明し
改善アドバイスを提供してくれます
若さの9割は腸で決まる!といわれています
「腸活」ブームの影響で、自分の腸内フローラ状態を知りたい!
というニーズが急激に増えています
腸は第二の脳と言われ、その重要性がここ数年でかなり広く知れ渡ってきています
一般的な腸内フローラ検査は「健康」に特化していますが、
【腸内博士】は中高年女性が気になる「エクオール」「美容」に特化 しています
近年の研究で、「腸内フローラ」が美容に大きく関係することが明らかになり、
「腸内フローラ」のバランスが整うことで美肌やダイエットの効果が期待できることが分かりました
美しく健康的に歳を重ねたい30代〜50代の女性に向けて、
エクオール、痩せホルモンなど
女性の気になる悩みに寄り添う知りたい検査項目が用意されているのは嬉しいです
検査項目は
①「女性ホルモン(エクオール)」
②「痩せホルモン」
③「幸せホルモン」
そして腸内フローラの基本となる➃「腸内環境(多様性)」
4つの項目を解析してくれます
また総合評価として「腸内美容年齢」を判定
さらに一人ひとりの解析結果に合わせ、
腸内フローラ改善に最適な「腸活アドバイス」を提供

検査方法は?

①検査キットを購入

②検査キット到着後、記載のQRコードからアカウント登録、解析申込を行います

③同梱の採便キットで採便し、1週間以内に同梱の返送用封筒に入れ
 郵便ポストに投函

➃解析センターでキット受領後、約2~3週間前後で結果が確認出来ます
(解析結果が状況によって最長1か月の場合も)
※結果の確認はPCかスマホのみです

「尿」より「便」で調べるからこそ
腸内細菌そのもの!自分の腸内フローラを正しく知ることができます

あなたの体は大豆イソフラボンから「エクオール」を作れる?エクオール検査でチェック!更年期対策とエイジングケア【まとめ】

今回は、大豆イソフラボンを摂取してもエクオールがつくれない人とその違い
それを調べることが出来る「エクオール検査」
エイジングケアにおすすめのエクオール検査を通じた更年期障害対策などご紹介しました
私自身、40代後半から50代にかけて体調の変化や、
体型など外見的な変化が少しずつ現れはじめました
筋力低下による代謝ダウンで体重は水を飲んでも増えるのに
減らすのは難しい!!
顔のたるみ、浮腫みで好きな帽子が似合わなくなってきたり
新しく出来たシミなど見た目のショックからはじまり
体調の変化、体がだるい、夜眠れない、などなど更年期の悩みは尽きません!
更に、最近では狭心症の検査を受けることになったりと
私もエクオール検査をする必要性を痛感しています!
自分の腸内フローラ検査も今後アップしていきますね
ちなみに!先に「遺伝子検査」をしたのでこちらもご紹介致します
最後までお読みいただきありがとうございました。
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